- ●「医者は神ではない」~医者が教える病気をハッピーに変える秘密
著者:木村 謙介 出版社:現代書林
現代医学は科学万能思想が背景にあるが故に、これが足かせになって物事の本質に辿り着けないでいる。
「科学で証明できないものは受け入れてはいけない」というルールの元に、真実とは違う結論が導かれている可能性がある。
人間は、目に見える肉体だけで定義されてしまうような単純な存在ではないことは、皆さんが日常、目には見えない人間関係の問題でどれだけ心を痛め、苦労しているかを考えてみても明らかではないだろうか。
それが、医学が絡んだ途端に“科学の色眼鏡”をかけられて、目に見えるものだけを対象にして診断や治療が行われているのである。(「はじめに」より)
- ●中村憲剛の「こころ」の話 ~今日より明日を生きやすくする処方箋
著者:中村 憲剛 監修:木村 謙介 出版社:小学館
サッカー選手×ドクター、異色のコンビが贈る新感覚のメンタル本です。
「心って、一体なんだろう?」
そんな究極の問いを出発点に、サッカー元日本代表の中村憲剛さんが、人生における普遍的なテーマについて全力で考えました。それを1冊にまとめたら、みんなのメンタルを潤して、今日より明日がちょっと生きやすくなる人生の“処方箋” ができました。
Jリーグ、川崎フロンターレの英雄だった選手時代から、サッカーの技術だけでなく、考える力や言語化能力、コミュニケーションやリーダーシップといったさまざまな能力を発揮してきた中村憲剛さん。そんな彼が、これまでの経験や培ってきた人生観をもとに、
「努力は報われるのか?」
「どうやったら自信が持てるのか?」
「いい組織、いいリーダーの条件って?」
「仲間と信頼関係を築く秘訣とは?」
「挫折や失敗、コンプレックスと向き合うには?」
「成功ってなんだろう?」
といった人生のテーマについてとことん考えます。
その“思考のパス”を受け取るのは、著者が信頼を置く医師の木村謙介先生です。体と心の両方にフォーカスした診療が信条の内科医であり、川崎フロンターレのチームドクターも兼務する木村先生が、“ケンゴ思考”を医師の立場から客観的に解説することで、トップアスリートの思考法やメンタルチューニング術を、スポーツに詳しくない人でも家庭や職場、学校といった日々の生活に応用できるような形で、わかりやすくお伝えします。
心はうつろうもの。揺れたって、変わったっていい。
不完全でいびつだからこそ、育てられるし、成長できる。
決してエリート街道を歩いてきたわけではなく、失敗、挫折、再起、挑戦を繰り返しながらひとつずつ歩を進めてきた中村憲剛さんだからこそ伝えられるメンタルの話。一流アスリートならではの独特な感性と、「近所のお兄ちゃん」的な素顔を持ち万人に寄り添える視点を両方持っている著者だからこそ、強くも優しく、だれしもが共感できるエピソードや考え方が満載です。読めばきっと自分の「心」についても考えてみたくなる。そこでまだ知らない自分に出会えたら、抱えている悩みや生きづらさ、心のモヤモヤがスーッと晴れていくはず!
- ●「人を見て、病気を診ず」~医者が教える心の秘密
著者:木村 謙介 出版社:現代書林
人間を「肉体存在」中心に考えている医者にとっては、患者の顔を見なくても、病名と検査データだけで、3分もあれば、診療は可能である。これを評して、「病気を診て、人を見ず」と言う。人間の本質が「心」であると考える医者は、そうはいかない。
「人を見て、病気を診ず」
「心」にフォーカスした診療は、時にそれだけで病気が治る事さえあるのだ。「心と身体を同時に癒す」医療を実践してきた現役の医者が、病気を治すための心の秘密を教えてくれる書である。(本文 カバーより)
- ●拙著「人を見て、病気を診ず」の英語版を出版いたしました。
「EXAMINE THE PERSON, NOT THE DISEASE」
A DOCTOR’S GUIDE TO THE SECRETS OF THE MIND
AUTHOR: KENSUKE KIMURA, M.D., Ph.D.
A must-read book for the mind in this time of coronavirus disaster
For a doctor who focuses on the physical existence of a human being, it is possible to treat a patient in three minutes just by the diagnosis and the test data without even seeing the patient's face.
This is called “focusing on the disease and not the person”.
Not so for doctors who believe that the essence of human beings is the mind.
"Focusing on the person, instead of the disease."
Focusing on the mind can sometimes be enough to cure a disease.
This is a book written by an active doctor who practices medicine to heal the mind and body at the same time, and teaches us the secrets of the mind to cure illnesses.
- ●入院こそチャンス!人生は病棟で好転する
著者:木村 謙介 出版社:文芸社
いささかショッキングな題名だと思います。この本は、私が慶応義塾大学病院で病棟医をやっているときに患者様から学んだことをまとめたものです。人間にとって、生老病死の苦しみは避けがたいものです。特に思いがけない病気に倒れ、恐怖と不安を抱いて入院された患者様を多く診るにつけ、これを人生の気付きのときと位置づけて、そこから力強く立ち直って頂きたいと願い、この本を執筆致しました。この本を読んで頂ければ、私が何を考えて患者様と向き合っているかを知って頂けると思います。
- ●2016年9月7日(水)の産経新聞に本書が紹介されました!
「幸福な未来を育てる絶好の機会を入院で!体の拘束の代わりに、「心の自由」を得て、己を顧みる機会を生かすことで、人生は好転する!本書には「<安静>の本当の意味」「検査は頼もしい味方」「病気が教えてくれるもの」ほか、考え方のポイントやヒントなどが凝縮されている。病気を知り、人生を見つめる時間を手にできる入院時に読んでいただきたい一冊。」