新型コロナ・ワクチン3回目接種とオミクロン変異株について
日本でも、オミクロン変異株により第6波が到来しました。欧米でも、感染者数の増加がこれまでの変異株よりも際立って急激であり、世界中が、「果たして2回のワクチン接種には意味があったのかどうか?」に対して疑念を抱いている状態でもあります。現に、2回接種しても終生免疫ではないので、数か月でその効力はほとんど無くなります。3回目も同じ事が繰り返されるでしょう。他に手がないからと、科学的根拠の少ないワクチンを、強制的に3回、4回と打ち続けていくことが、本当に人体に対して長期的に全くリスクのない事であるのかどうかは医者を含めて正直誰にも分かりません。もしこのワクチンが、確実に有効で安全性の高いものであることがはっきりしているのなら、お金を払ってでも打つ人は多いのではないでしょうか?ところが、現実には「無料で打てるから」という理由で、政府の方針や“社会的風潮”としての“強制化”に乗せられて打った人も多いように思われます。ワクチンを否定することは、社会的にバッシングを受けることであるという妙な文化が既に出来上がっていますが、社会全体としての恐怖心を背景にしているにせよ、世の中はいつの間に、どこかの国のような全体主義体制を受け入れてしまったのか、非常に残念なことではあります。以前から一貫して言っていることですが、ワクチン接種をするかしないかは、完全に個人の自由であるべきです。個人が自分の自由意志で決めるべき問題です。誰に何かを言われるような筋合いはないし、そう言われるような医学・科学的根拠は非常に乏しいのです。ちなみに、今回のオミクロン変異株は、感染力は強いものの、症状としては、発熱、咽頭痛や咳、鼻水などの上気道感染症状が主体で、重症化するリスクは低いと報告されています。言わば、「通常の風邪」を起こす一般のウィルスとほぼ同様です。これに対して、いちいちPCR検査や抗原検査をして白黒を明確にし、黒は特別扱いして隔離し、或いは予防の為に国民全員が根拠の乏しいワクチンを再び接種しなければならないというのは、自然に軽快することが圧倒的に多いという事実や、これまでの世界のワクチン接種の効果が期待外れであったことなどを冷静にみても、「高齢者やハイリスクな病気を持つ人の命を守り、医療機関のひっ迫を回避するために必要なこと」を大義名分として押し切っていくのは、個人的にはやや無理があり、やり過ぎではないかと思います。そして、新型コロナ・ウィルス感染は、気付いておられる方は気付いていると思いますが、中国に反旗を翻した国で大きく流行ります。アメリカの北京オリンピック外交ボイコット、イギリス空母のインド太平洋地域への派遣、フランス当局の新疆ウイグル自治区での衣料品会社への捜査、日本でも沖縄や岩国(山口)などの米軍基地所在地における感染者数の急増など…。すべての事象には必ず原因(動機)と結果があり、その結果であったときに、どこが最も利されるのかを見据えたならば、見えてくる真実があります。これはある意味、既に戦争状態に入っていると言えます。現代は、ミサイルを打ち合うだけが戦争ではないのです。平和ボケしていると分からないかも知れませんが、巧妙に仕掛けられた、証拠が残りにくい武器を使用する時代です。“専門家”と持てはやされてきた医者達(”コロナの権威者”となった今では、もはや引くに引けないでしょうが…)が「ああしろ、こうしろ」と指示するような簡単な問題ではないことは自明です。オミクロンの次の(人工的)変異株も続々と控えているでしょう。これも、これまでずっと一貫して言い続けていたことですが、新型コロナ感染から身を護る最大の方法は、難しいことかもしれませんがそれでも敢えて言いますが、「必要以上に恐れないこと」です。迷信でも何でもなく、恐れると免疫力は確実に衰えます。クリニックで多くの人達を観察していると、コロナに怯えて家でじっとしてきた人達と、怯えずになすべきことをなしてきた人達とでは、この2年間で、大きな体力、精神力、免疫力の差が生じています。年齢に無関係に、です。中国発の新型コロナになど負けていられないと、使命感と希望を持って生きて欲しいと思います。必ず最後は正義が勝つものです。それまでは、レジリエンス(しなやかに適応していく心)を持ち、世の中の風潮やメディアの報道に振り回され過ぎず、全体を俯瞰する正しい眼を持ってください。当院は、自由意志でお受けになりたい方に対して、ワクチン接種を行います。もちろん、様々な環境や条件の中で接種を余儀なくされている方も対象ですが、心が接種を受け入れていないと、接種後に心身症様の症状が出現する場合がありますのでご注意ください。ワクチンで得られる最大の効果は安心感です。そう思える人には一定の効果があります。1,2回目の接種で一般的な副作用(発熱、倦怠感、接種部位の腫脹や疼痛など)ではなく、その他の副作用が出現した方は余りお勧め致しません。若年男性(主にモデルナ)や免疫系の疾患を有しておられる方も副作用が出やすい報告もあります。まもなく、第3回目のワクチン接種券が皆さんのお手元に届くと思います。接種券が届きましたら、ご検討の上、ご希望の方はお電話、受付窓口にて予約を受け付けます。接種を迷われる方はお手数ですが、外来を受診の上ご相談下さい。(お電話でのご相談はお応え出来ません)自治体の方針に変更がなければ、接種開始は2月7日(月)からを予定しております。どうぞ宜しくお願い致します。
インフルエンザ予防接種の予約について
当院では、かかりつけの患者様(慢性疾患などで定期通院されておられる患者様)のワクチンを確保するために、インフルエンザ予防接種の予約を本日付で一旦終了させて頂きます。尚、かかりつけの患者様で、まだ予約をされていないご希望の方は、ワクチン数が少なくなってきましたのでお早めに、受付にてご予約をお願い致します。一般の方のワクチン予約は、11月15日(月)以降に状況をみて再開を検討させて頂きます。また、13歳未満(小学生以下)のお子様の1回目の予約を既にお取りになられた方で、2回目接種の予約をまだ取っておられない方は、お早めに2回目の予約を受付でお取りください。ワクチンが不足して2回目が打てなくなる場合があります。以上、どうぞよろしくお願い申し上げます。
インフルエンザ予防接種についてのお知らせ
本年のインフルエンザ予防接種の予約受付は、2021年9月27日(月)から開始致します。ネット受付は午前7時から、ホームページの「Web診療受付はこちらから」にて予約して頂けます。窓口受付は午前8時30分から開始致します。お電話でも受け付けますが、電話回線が混雑して急患の方からのお電話が受けられなくなる可能性がありますので、なるべくネットでの受付か、直接御来院の上、予約して頂ければ幸いです。尚、接種開始は2021年10月4日(月)からとなります。前もって、ホームページ上の「インフルエンザ予防接種予診票」をプリントアウトし、ご自宅で検温を行い、記載して頂いた用紙をご持参頂くとより速やかに接種を受けて頂けます。ただし、65歳以上の方は、公費適応(2,300円)になりますので、予診票が異なります。事前に、または当日受付で直接お渡し致しますので宜しくお願い申し上げます。尚、新型コロナ・ウィルスのワクチンとの接種間隔は2週間程度空けて頂きますように、予約をお願い致します。
コロナ感染に対する考え方
当院でも、かかりつけの患者様およびそのご家族に対するワクチン接種を行っておりますが、重症化を抑えるための唯一の対抗手段として、世界中の国々でワクチン接種が推奨(一部の国では強制)されています。目に見えないウィルス感染に対する恐怖心を、目に見えるワクチンという物質で対抗するという現代医学的なアプローチは、科学的根拠に裏打ちされたものであれば、心強いものであるかも知れません。けれど、現状は少し難しいようでもあります。ワクチン先進国のイスラエルでは、死者が増加傾向にあり、9月に入り、人口100万人当たりの新規感染者数が1892人と世界の国で最も多くなっています。また、南アフリカで見つかった「C1.2」と呼ばれる変異種が、イギリスなど既に7か国で広がっています。更に、コロンビアでは「ミュー株」が見つかり、インドでは「カッパ株」が、8月中旬には「東京株」と呼ばれる新種のデルタ株の話題も記憶に新しいところです。これらの変異種は、感染力を高めたり、或いはワクチンの効果を下げる遺伝子部位に変異が存在することが懸念されています。変異のたびに、従来のワクチンが効かなくなるという可能性があります。こうしたウィルスの性質までをも変えてしまうような急速な突然変異は、「自然界の法則を逸脱した極めて奇怪な現象」と一部のウィルス学者は考えています。ワクチンの効果は時間とともに低下します。次々と変異するウィルスの存在を考えたとき、また、少なく見積もってもコロナ禍がこれから約10年は続くと考えたときに、「我々は一体いつまで、様々な種類のワクチンを打ち続ける必要があるのだろうか」ということを冷静に考えなくてはいけない局面に達するであろうことが予測されます。コロナに罹る、罹らない、ワクチンを打つ、打たない、そういったことよりも寧ろ、我々が一貫して持っていなければならない心の特質は、「レジリエンス」、すなわち「しなやかに適応して生き延びる力」です。最近、診療をしていて、心が折れかけている人が非常に多いことが気になります。世界の秩序をこれほどまでに乱し、人々の心をここまで傷つけたこのウィルスは確実に悪しき存在です。本来、あってはならない存在です。けれども、我々が恐怖心や過度な不安、他者への怒りや自己への慢心などマイナスの想念を出せば、それは正にこのウィルスの“餌”であり、思う壺になります。そうではない、我々が決して失ってはいけないものはその真逆のものです。ウィルスと同じく、直接目には見えないもの。人々に対する優しさ、愛情、信頼や友情、思いやる心、そして勇気や希望。そういったものこそ、決して手放さないで頂きたい。家庭で、職場で、学校で、地域で。我々が、敢えてこの時代に生まれ、生きていることには必ず何らかの意味があるのでしょう。打ちのめされるために、わざわざこの時代に生まれてきた訳ではないはずです。このコロナ禍の向こうに、必ず人類がつかむべき栄光が待ち受けていることを信じて、しなやかに生き延びていきたいものです。仮に感染をしたとしても、そこから何かを学び取り、更に強くなることも可能です。そしてもし自分が感染をしたときに、「何故、自分が治らなければならないのか」、その理由をいつも考えておいてください。怯えていても何も産まれません。怯えているときは、周りから奪うだけで、誰にも何も与えずに時間だけが過ぎます。ワクチンを打って安心できる人は打てばよいです。打たなければいけない環境にいる人はサバサバと打てばよいです。打ったなら、余計な心配や不安は、これまたウィルスの“餌”になることを思い出してください。必ず、そのうち治療薬も開発されるでしょう。もっと良いワクチンも出るでしょう。有耶無耶になっているウィルスの起源も必ず明らかになるでしょう。希望だけは決して手放さず、「レジリエンス」、ともに、しなやかに適応して生き延びていきましょう。
12歳以上65歳未満の方の新型コロナ・ウィルスワクチン接種についてのお知らせ
新型コロナ・ウィルス感染の爆発的な拡大、世の中のニーズを考慮して、当院では、ワクチン接種をご希望される12歳以上のかかりつけの患者様およびそのご家族に対して、2021年8月23日(月)午前9時よりワクチン接種(ファイザー社製)の予約を開始いたします。接種開始は9月13日(月)からとなります。お電話による予約も受け付けますが、電話が長時間不通になってしまうことが予測されますので、なるべく御来院の上、窓口での予約をお願い致します。接種希望者がかかりつけの患者様のご家族である場合は、かかりつけの患者様のお名前をお尋ねすることがありますのでご了承下さいますようお願い致します。また1回目接種後、3週間後に2回目接種が受けられるように日程調整の上でのご予約をお願い致します。キャンセルされると貴重なワクチンが無駄になってしまいますのでご配慮いただければ幸いです。体調不良など、やむを得ない事情でキャンセルされる場合は、なるべく早めにご連絡頂きますようお願い致します。尚、ワクチンの接種は強制的なものでも義務でもなく、飽くまでご本人の自由意志です。特に未成年者の接種に関しましては、ご両親と相談の上でご判断をお願い致します。
テレビ放送のお知らせ
2021年7月17日(土)午後7時から東京MXテレビ(地上波9チャンネル)の「仕事手帖」という番組で、木村謙介院長のドキュメンタリーが放送されました。当院が大事にしている「心と身体を同時に癒す医療」について語っている内容です。当HPのバナーからご覧頂くことが可能です。
診察受付システム変更のお知らせ
新型コロナ・ウィルス ワクチンに関する考え方
政府は、新型コロナ・ウィルスのワクチン接種を強力に進めています。現状、ワクチン以外に、感染を収束させる方策がないため、まさにスガ(菅)る思いなのでしょう。しかし、ワクチンを打つべきか、打たざるべきかについては、国民の反応は大きく分かれています。医師の間でも、ワクチンを受けたいと考えているのは35%に留まっています。医師がワクチンの接種を躊躇する理由のトップ3は、「ワクチンの安全性が十分に検証されていないから」「ワクチンの有効性がまだ十分に検証されていないから」「副作用が怖いから」です(日経メディカルOnline)。現在、接種が開始されているファイザー社の「mRNAワクチン」は、これまでの製法と全く違うワクチンであり、パンデミックに陥った為に、急いで開発され、強行に発売されたこれまで誰も打ったことのないワクチンです。ファイザー社によれば、有効率は95.1%ということですが、これにはからくりがあります。各々約2万人の2つのグループに、ワクチンを打つ、打たないで発症者を観察したところ、ワクチンを打たないと162人が発症しましたが、ワクチンを打てば8人しか発症しなかったので、有効率は95.1%だったと主張しています。ところが、合計4万人のうち、そもそも99%が感染していないので、ワクチンを受けなくても発症率は0.77%しか増えないという事に関しては全く報道されていません。そして、ファイザー社のデータでは、症状があり、PCR検査で陽性だった人のみを対象にして有効率を算出しています。そもそもPCR検査の感度は50~70%程度なので、偽陰性(本当は感染しているのに検査が陰性)が多いことを考慮して、イギリスの医学雑誌BMJが感染した疑いのある人を含めて算出し直したところ、ファイザー社のワクチンの有効率は最大に見積もっても29%に過ぎなかったと報告しています。これは、ワクチンの公的な採用基準である50%を遥かに下回っています。実際、イスラエルでは、有効率95.1%のファイザー社のワクチン接種を加速させていますが、感染者数が大幅に減っていないことが指摘されています。一方、今後日本でも供給される予定であるアストラゼネカ社のワクチンは、これも新しい製法の「ベクターワクチン」と言われるもので、同じくこれまで誰も打ったことのないワクチンです。南アフリカ型の変異株の新型コロナ・ウィルスに対しては、ぼぼ効果がないことが判明しています。さらに最近、オーストリアで、接種後に血栓症で死亡例が報告され、EUの周辺国でも接種した500万人のうち30件に同様の報告があり、イタリア、デンマーク、ノルウェーなどは、一部または全ての接種停止に踏み切っています。一方で、中国はこれまでと同じ製法のオーソドックスな「不活化ワクチン」を製造し、「mRNAワクチン」と「ベクターワクチン」がこけた後に、一気にシェアを広げようと目論んでいますが、中国は製法や有効率の算出法などの重要な情報を十分に公開していないため、フランスでは接種を禁止しており、ある意味、最も危険なワクチンと言えます。ですので、ワクチンに過度の期待を寄せることはやめたほうが良いと考えます。そもそも、コロナ・ウィルスと同じRNAウィルスであるインフルエンザ・ウィルスも、毎年変異を繰り返し、その為にワクチンの型を変えて、毎年接種していますが、予防効果は数か月しかありません。ワクチンを打っても、感染し、発症することもあるので、新型コロナ・ウィルスのワクチンも同様のことが予測されます。しかも、これまでに誰も使用したことのない新しい製法で作られたワクチンであり、接種後数年経ってからの副反応に関しては全く予測がつきません。以上を踏まえての私見ですが、感染によって重症化するリスクのある70歳以上の高齢者や重篤な基礎疾患のある方で、ワクチン接種によって安心感が得られると考えておられる方には、ワクチン接種を推奨いたします。これにより恐怖心が和らぎ、安心感が得られるのであれば、精神的に大きなメリットだと考えます。そして個人的には残念なことだと感じますが、所属する組織において、ワクチン接種をしていないことにより差別待遇を受けるような環境におられる方は、スパッと受けられたら良いと思います。それ以外の方は、これまで述べてきたように、ワクチン接種というものに過度の期待を抱かず、自粛による生活の乱れ、運動不足や体重増加など、免疫力が低下するような生活習慣は中止し、腸活(腸内細菌を整えて免疫力を高める)を行い、依存心ではなく、自助の精神で、積極的で明るく、希望をもって生きて下さい。それこそが、何よりの感染に対する最善策だと考えます。尚、当院はご希望の方が、かかりつけ医で安心してワクチン摂取が行えるように、医師会等と連携して準備中です。
新刊「人を見て、病気を診ず〜医者が教える心の秘密」出版のお知らせ
タウンニュースに寄稿した50編のコラムをまとめた、 コロナ禍だからこそ、是非読んで頂きたい「心の書」が完成しました。お読みいただくと、きっと免疫力が高まると思います。2月5日から書店、アマゾンなどにて発売致します。当院の受付でもご購入して頂けます。詳細は、医師紹介の「著書」のコーナーをご覧ください。
新型コロナ・ウィルス感染に怯える方へのメッセージ
「新型コロナ・ウィルス感染者数」が首都圏を中心として全国に広がっており、再び一都三県で「緊急事態宣言」が発令されました。ところで、報道されている 「感染者数」というのは、PCR検査で陽性となった人の数をカウントしているのですが、ここに大きな誤りがあることを知ってください。そもそも「感染者」というのは、「ウィルスが身体の中に侵入して、増殖し、寄生状態になった人」を意味します。この中には、「不顕性感染者」と言って、感染しているにも関わらず、症状が認められない健康な人も存在します。また、ウィルスが咽頭拭い液、鼻汁や唾液などの検体中に存在しているだけで、身体の中に入っていなくても、PCR検査は陽性になります。つまり、メディアで報道されている「新型コロナ・ウィルス感染者数」は、正確には「PCR検査陽性者数」と言うべきなのです。ほとんど報道されていないので知らない人が多いのですが、現状、日本では感染力の低いウィルスが主体であり、「PCR陽性者」の90%以上の方(報告によっては98%)が、他のウィルス性の“風邪”と同じく、体内で自然免疫によって処理され、無症状か風邪症状で治癒しています。もちろん、インフルエンザと同じく、重症化したり、死亡するケースもありますが、インフルエンザ感染症の死亡率よりも、遥かに低いのが現状です。ところが、何故だか知りませんが、国や都道府県のトップ、メディアのコメンテーターや感染症の専門家まで、あらゆる領域から、「PCR陽性者=感染した病人」であるかの認識で報道がなされているため、全国民が恐怖のどん底に落とされて、「明日は我が身」と不安一色の世の中になっています。クリニックにも、「症状はないけれど、熱が37度超えたから、会社から、取り敢えず病院に行ってPCR検査を受けるように言われた。PCRが陰性でないと出勤を認めてもらえない」などの理由で来院される方が増えています。けれども、感染症を疑う症状もないのに、検査を行う必要はありません。コロナが終息するまでずっと、熱が37度以上になれば、その度にPCR検査を行うつもりなのでしょうか?検査を受けて今のところは陰性でも、翌日からどうなるか分からないではないですか?咳や鼻水など風邪症状があっても、微熱があっても、通常の風邪の治療をして、或いは経過観察をして治癒されている方が殆どです。そもそも、政府が新型コロナ・ウィルス感染症の分類を現在の2類(結核扱い)から5類(インフルエンザ扱い)に引き下げれば、軽症の患者を強制的に入院させる必要が無くなり、「医療現場のひっ迫や崩壊」という“殺し文句”を用いて、強引に国民の自由を奪い、経済活動へのダメージを引き起こすような「緊急事態宣言」の発令には至らなかったのではないかと考えます。仮に軽症で入院しても、治療法がないので、特別に何かして貰える訳でもなく、隔離された病室の中で一人で怯えていると、免疫力は更に低下し、それだけで重症化してしまうことはあり得ます。入院待機中に死亡した人もそういったケースが含まれるかも知れません。むやみやたらにPCR検査を受ける事は、ある意味自分の首を絞めることにも繋がりかねず、検査を強要したり、勧める事、或いは無症状や軽症のPCR陽性者を特別扱いすることによって、犠牲になっている大切なものが余りにも多いことを危惧しています。いつか歴史が証明してくれるでしょうが、今、皆が扇動されて行っていることや、流されてやっていることが、後から振り返ってみた時に、実はとんでもない誤りであったことが判明することはあり得ます。コロナ渦の初期の頃から言い続けていることですが、感染を恐れて過度に萎縮してしまうことは、寧ろ免疫力を低下させ、感染を呼び込むことになります。感染しても殆どが自然免疫で打ち克てるのですから、基礎疾患があったとしても、自分自身を安易に重症化し易いと判定してしまうのではなく、必要以上に恐れずに生きて欲しいと思います。自分にまだ使命があるのならば、生かされるだろうと考えて下さい。人間は皆、いずれは必ず死ぬことになっているのですが、「中国発のコロナなんかで死んでたまるか」と考えて下さい。明るく大らかな気持ち、感謝する心、勇気、希望、情熱、そのようなポジティブなものは全て免疫力を高めます。因みに身体的には、適度な運動をし、オリゴ糖を摂取して、腸内細菌(特に酪酸菌)を整える事も免疫力を高めます。タマネギ、ゴボウ、ネギ、根菜類などが良いです。もちろん、ご心配なく。当院は、かかりつけの患者様に対して、診療拒否をすることは一切致しません。私自身が、「大切な患者さんをコロナなどに感染させてたまるか!」という気持ちでみなぎっています。皆さんも、どうぞそういう強い気持ちでいて下さい。